悩むことって何なんだろうって、前ふと思った。
“悩む”って行為は、ある意味
人間に特有の行為やよね。たぶん。
下等段階の生物に於いては、生存することで精一杯なわけで、
生きる余裕ができた、つまり、
とりあえず誰かに喰われるような心配はなくなった、
そうゆう“食物連鎖の頂点に到達した”ヒトだからこそ、
悩んだりしてる余裕もあるわけで。
同じことが、人間界の中に於いても言えるんちゃうかな、と。
つまり、ホントに生きるのに困ってる、
橋の下で生きてなんとか食いつないでるような人は、
今日の食糧を探すので精一杯で、“悩む”なんつう優雅なことは
やってるヒマがないでしょ。たぶん。
(失礼かもしんないけど。でも実際きっとそうでしょ。)
だから、「悩む」ってのは、そういう意味では、
“私は心にゆとりがあるよ”ということの証左でもあるわけで、
あながち否定的に捉えることもないのかな、とか思ったり。
「悩むということについての悩み以外は悩みではない。」
とは、代ゼミのインテグラル講師・中畑佐知子先生の言葉。
そこまで境地を開くことができれば、
それに越したことはないんやけどねぇ…笑
(2001-08-20)