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なんと今晩、更新しますよ(予告)
@2005-02-20 (Sun) 20:58 [395]
人生は一行のボオドレエルにも若かない。
(芥川龍之介『或阿呆の一生』)
(1〜10)
パイレーツ・オブ・カリビアン [Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl] (2003@ワーナーマイカル茨木) ★★★★☆
批評≫ 瓦版
ディズニーの“カリブ海の海賊”をモチーフにした作品。テンポのいい展開(中盤はやや冗長ですけどね)とハッピーエンドは、さすがディズニー。お子さまにも安心して見せられるって感じですね。『恋におちたシェークスピア』を彷佛とさせる良質なできばえではないかと。ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウ船長の独特の“くねくねした動き”が個人的にはとても好き。笑 あと余談ですがラストシーンでオーランド・ブルーム(ウィル・ターナー役)が銃士みたいな格好をしているのですが、それがめちゃくちゃかっこいい。惚れます!
マトリックス リローデッド [THE MATRIX: RELOADED] (2003@ワーナーマイカル茨木) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
『マトリックス』の続編。前作に比べてアクションシーンが増えた…というか、アクションばっかり? エポックメイキングとなった前作以来、この手のワイヤーアクションなSFXはすっかり市民権を得てしまっているので、今作ではさほど驚きはなかったですね。安心して楽しめるという感じ。“しょっぱなに結論を持ってきてロールバックしていく”手法は古典的だけど見ていて心地よい。ただ、内容的には、前作を見ていない人には理解が難しいやろうね。キリスト教文化(Morpheus,Neo,Trinity,Cypher,Zion,Nebuchadnezzar,など)に理解があればなお楽しめると思います。
魔界転生 (2003@梅田ブルク7) ★★☆☆☆
批評≫ 瓦版
山田風太郎の原作を映画化した作品。予告編を見て期待して臨んだんですが、いたく肩すかしを食らいました。つ、つまらん…。冒頭の島原の乱のシーンは秀逸なんですが、それ以降は鳴かず飛ばず。これならお正月特番の時代劇でもいいやん…? 長塚京三の宮本武蔵とか、笑いをとろうとしてるとしか思えませんでした。笑 窪塚洋介の天草四郎と佐藤浩市の柳生十兵衛はハマり役。
ストーカー [One Hour Photo] (2003@ワーナーマイカル茨木) ★★☆☆☆
批評≫ n/a
ロビン・ウイリアムズ扮するDPE店員がストーカーへと豹変していく作品。…と思って期待していたんですが、フタを開けてみればガッカリな出来上がりでした。話題づくりのためとはいえ『ストーカー』という邦題はやりすぎ。詐欺もいいとこです(言い過ぎ?) だらだらとした展開は退屈だし、後半は主人公の行動が不可解。よく分からないまま終わってしまいました。ドラマとしてもサスペンスとしても落第点。唯一の見どころは主人公サイの部屋(壁一面の写真)かな。あのシーンは、映像的に圧巻でおもしろかった。
火山高 [VOLCANO HIGH] (2002@ナビオTOHOプレックス) ★★★★★
批評≫ 瓦版
とにかくアツい作品。《映画に対して何を求めるか》は人それぞれだと思うのだけど、或る人々――“アクション”を求める人々――に対する一つの強烈かつ猛烈な応えがこの作品ではないかと。この作品からアクションを除いたらきっと何も残らないよね、というくらいアクション漬けです。笑 ワイヤーアクションとCGを駆使した作品で、平たく言うとアジア版『マトリックス』。…なんだけど、個人的には『火山高』のほうが好きです。70年代の大映ドラマかと思うような(笑)状況設定、つなぎ方に無理があるおかしな展開、そしてストーリーに関係なく大量のアクション、とツッコミどころは満載なんですが、この作品はそんなことを気にしてはいけません。「気」を使ってドッカンドッカン、ウヒョーと飛んで行って窓からガシャーン!…と擬音語でしか表現できないのですが(笑)、繰り広げられる世界はまさしく『ドラゴンボール』で、そういう“マンガチックさ”を追求し巧く映像化した作品だと思います。評価は分かれるかと思いますが、僕はこの作品のノリ、好きです。ぶっ飛んだ映画が好きな方が見るべき! 残念なのはカメラワークが悪いところ。なぜだかアップが多くて、状況がつかめないことしばしばでした。アクション命の作品でこれをやられると、観てる方は訳が分からなくなります…。全編にわたって間延びした退屈な感じがするんですが、これはきっと日本版が「特別に」再編集され、韓国版よりも延長されているからかと思われます。あと、美男美女そろったキャストも魅力的ですね。個人的には主人公キム・ギョンスを演じるチャン・ヒョクがイチオシ。ときどき見せてくれる唐突の“ニコッ!(笑顔)”が、鼻血が出そうなくらい最高です。笑
マイノリティ・リポート [MINORITY REPORT] (2002@ナビオTOHOプレックス) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
近未来を舞台にした“システム暴走”モノ。フィリップ・K・ディックの同名短編小説を映画化。見どころはやはり特撮工房ILM(Industrial Light & Magic)による秀逸なSFX! 夢みたいな世界がビュンビュン飛び交ってます。この手のSFX、個人的には『マトリックス』で見慣れていたので今回はそれほど驚きでもなかったのだけど、それでもやっぱりすごい。見たことない向きは一度見てみるべきよ。もっともビジュアル面の出来とは裏腹に脚本がイマイチ。前半は軽快な展開なのに中盤から急激にスローダウン、アクションも激減してしまい、妙に“語り”の多い後半は正直なところ退屈。これでは前半のスピード感が台無しです…。短編小説である原作を拡張したゆえかもしれないけど、終盤は冗長で「まだ終わらないの?」と思うことしばしば。145分の作品だけど長く感じました。とって付けたようなエンディングもなんだかなあ…。随所に登場する、網膜検査を駆使した“未来”予想図の秀逸さが唯一の救いかな。ウェブでおなじみの“Cookie”がユビキタスになるとどうなるか、に対するスピルバーグ流の答えが示されています。
ピンポン (2002@銀座テアトルシネマ) ★★★★★
批評≫ 瓦版
松本大洋原作のマンガを映画化した作品。まさしく「圧倒的」なオープニングは秀逸! CGを使った映像なんやけども、読んで字の如く“引き込ませる”見せ方で、巧いなあと感心しました。導入部の冴えは作品全体のできばえを表している、っていう一つのお手本ですね。構成が優れている作品で、中盤から再び導入へ持ってくる手法が古典的ながら巧くて面白い。思わず唸りました。ただ、エンディングはやや尻切れトンボやけども…。キャスティングはまあフツウなんですが、主演の窪塚洋介は近ごろ、見るたびに味が出てきてるなあと思います(個人的に彼の芝居、好きやわ…)。そしてもう1つの花丸が音楽! SUPERCARを中心とした音楽まわりがめちゃ秀逸なんです。これはサントラを絶対に買わなあきませんで!
セーラー服と機関銃 (1981@扇町映画館) ★★☆☆☆
批評≫ STEMAN
「カ・イ・カ・ン…」で一世を風靡した薬師丸ひろ子主演の作品。原作・赤川次郎、監督・相米慎二。ものすごーくB級なので、そういうのが好きな向きにはたまらんのではないかと。笑 薬師丸ひろ子が宙づりにされたり、荒らされた家が次のシーンではもう修復されてたり、と非常にワイルドな(=B級としては王道だけど、フツウに見ると支離滅裂。笑)作品ではあります。後半はほとんど仮面ライダーみたいな世界。三國連太郎の怪演と若かりし渡瀬恒彦の仁侠姿は要チェック!
化粧師 (2002) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
石ノ森章太郎原作のマンガを映画化した作品。寡黙な化粧師と彼を取り巻く女性たちをめぐるお話。「化粧で飾ることができるのは外面だけ。心の化粧をするのはあなた自身」――彼の化粧を受けた女性はみな、目の覚めたような思いで鏡に写る己を見つめる。日常の曇りを払ったハレの自分。舞台となる大正時代は化粧なんてまだまだ“非日常”であった時代。顔の曇りを除く“化粧”は心の曇りを落とす力もあったのかもしれない。《化粧すること》が女性の自立に与えた意味を問う作品。中心人物(菅野美穂&池脇千鶴)の脇を固める女優陣(岸本加世子,いしだあゆみ,柴田理恵,あき竹城,小林幸子,菅井きん,など)の豊かな個性が光る作品。中でも柴咲コウが印象的。刺すような表情表現が秀逸で、いい芝居をするなあと思いました。
フレンチドレッシング (1998@扇町映画館) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
―― 自殺しようとした男子、それを止めレイプした男性教師、そして“見学者”の女子 ―― 二人の高校生と元教師の不思議な交流物語。やまだないと原作のマンガを映画化した作品。タッチとしては『ラブ&ポップ』に似ているが、難解さ(不条理さ)という点ではむしろ『台風クラブ』に近い印象。誰もが抱いていた“現在への倦怠感”、そしてそこから逃げ出すかのように集う三人。答えは何も用意されていないけれども、だからこそ観客一人ひとりが自分次第で好きに答えを出せる。そんな作品です。ところで、この作品中には冒頭で紹介したとおり同性愛が登場します。特別な仕掛けは無しにセクシャリティの選択肢の一つとして単純に描かれていて、その“先入観の無さ”は心強いというか、観ていて面白いです。なお、冒頭に紹介した“レイプ”のシーンは非常に短くかつチープな表現ですので、濡れ場を期待してはいけません。笑
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