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なんと今晩、更新しますよ(予告)
@2005-02-20 (Sun) 20:58 [395]
人生は一行のボオドレエルにも若かない。
(芥川龍之介『或阿呆の一生』)
(11〜20)
ひき逃げファミリー (1992) ★★★☆☆
批評≫ n/a
引き逃げの証拠隠滅を画して一致団結する家族を描くお話。長塚京三と中尾ミエが主演の異色コメディです。“家族”を描く作品ってのはえてして、ウソくさかったり道徳の授業みたいになったりしてしまいがちなんだけど、この作品はそういう説教臭さのない身の丈の視線で描かれていて素直に楽しめます。家族の存在ってのは空気みたいなもので、なかなかその存在を顧みるのはムツカシイよねえ。と気づかせてくれる作品。B級タッチのどこか抜けた描き方が楽しい。
スリーパーズ [SLEEPERS] (1996) ★★★☆☆
批評≫ STEMAN 瓦版
少年院で看守による性的虐待を受けた少年4人が、成人後その復讐を遂げる話。「性的虐待」というキーワードに惹かれる方もいるかもしれないが、そういう興味本位でこの作品を見ようとするならやめた方がいい。“虐待”のシーンは作品中にはほとんど出てこないから…。笑 この作品は、実際にあった事件を基にしたセミ・フィクション作品らしいです(異説あり) 淡々と流れるストーリーはややアクがないというか、味気ない感が否めない。ブラッド・ピット演じる検事の焦りやロバート・デ・ニーロ演じる神父の苦悩をビビッドに描けていない演出のマズさが一因だと思う。法廷シーンのラストは見ごたえあり。アメリカの司法制度(陪審制)に関する予備知識を持ってから観ると、面白みは増すだろうと思う。少年役の1人、ブラッド・レンフロは相変わらずかわいい!
冷静と情熱のあいだ (2001@お台場シネマメディアージュ) ★★★★☆
批評≫ 瓦版
江國香織と辻仁成が原作である同名の小説を映画化した作品。イタリアがメイン舞台である作品なので、要所要所で登場するイタリアの町並みや建物群は注目するべき! それだけでも見る価値は十分あります。音楽も秀逸で、荘厳な雰囲気がバックのイタリアの町並みと非常にマッチしている(歌い手はアイルランドの歌姫・エンヤ)。 内容的にはハッキリ言うとよくある恋愛話で新しさは全くないのだけど、それでも許してしまうアピールがこの作品にはある。それはおそらく原作自体が醸し出すテイストであり、イタリアの町並みと荘厳な寺院建築であり、キャスティングの良さ!だろう。ケリー・チャンの無表情な芝居(俗称「クールビューティ」)は賛否両論あるけど、個人的には好感です…だって彼女、すごくきれいなんやもん!笑 それから、助演の篠原涼子が「意外と(笑)」好演なのも一押し!
陰陽師 (2001) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
平安期に実在した陰陽師・安陪晴明を題材にした作品。《主演:野村萬斎,助演:真田広之》という豪華キャスティングだけで僕はこの作品に惹かれました。笑 内容的には、僕のように日本史が特別好きだという方や平安期の文化について予備知識が有るという方でないと、いささか理解が難しいかもしれません。CGを使った映像(ビジュアルコンセプトのデザインはなんと天野喜孝!)や『マトリックス』のような“飛躍”アクション(笑)など、ビジュアル的には面白いところが多い作品です。
GO (2001) ★★★★★
批評≫ 瓦版
金城一紀・第123回直木賞受賞作品の映画化。主人公・杉原を演じる窪塚洋介の演技は評価が分かれてるけど、僕は好意的に感じました。素直に演じてたし、なによりあの目(睨み)がとても良かった(気がする)。窪塚くんの芝居が物足りなかったとしても、脇を固める大竹しのぶと山本太郎の好演でトントンにできると思う。大竹しのぶはいつもどおり安心して見られるし、ああゆうチンピラ青年役をやらせれば山本太郎に並ぶ役者はいないと思う(と言うと誉めすぎかな) おすぎも誉めてたけど、脚本の良さがとても光る作品。特にラストのつなげ方は、いいなぁと感心しました。
ウォーターボーイズ (2001) ★★★★☆
批評≫ 瓦版
競泳パンツ姿の妻夫木聡クンを拝める!と、早くから業界で噂だった作品。笑 とてもコミカルな仕上がりで、エンターテイメント作品としては非常に良い出来なのではないかなと思った。マンガのようにハイテンポな展開(特に導入部はおそろしく展開が速い[というかチープ])で、映画というよりはテレビドラマって感じ。ただ作品自体はしっかりしてるし、キャストも豪華なので、見て損はないと思う。肩の力を抜いて気楽に楽しめる作品。特にラストのシンクロはお見事。圧巻! あと、オカマバーのママを演じる榎本明も必見です。笑
矢口史靖監督インタビュー(by エキサイト)
リリイ・シュシュのすべて (2001) ★★★★★
批評≫ 瓦版
重い。とにかく重い。その一言に尽きる作品。監督−岩井俊二,音楽−小林武史という『スワロウテイル』コンビによる作品。閉塞感あふれる現代中学生の内面・外面をよく描いてるとは思うけど、「はたしてホントにここまで深刻か…?」と思わざるをえなかった(のは、僕が歳を取ってしまったからか…?)。上映時間2時間26分の作品だけど、実際はもっと長く感じるはず。その理由の一つは主題の重さゆえだと思うけど、もう一つの理由は脚本のマズさ。途中で回想シーンが挿入されるんやけど、それが必要以上に長くて冗長。設定の難解さもあって、このあまりに長い回想に、初めて見る人はきっと混乱するはず(と言うか僕は混乱した)。それから、全体の主題から見て意味の分からないシーンも(特に前半に)あって、これが「岩井俊二らしい」といえば「らしい」のかもしれないが、はたして映画作品としてはいかがなものか。とにかく全体的に冗長で間延びした感じだった。「こんなのもある、こんなのもある…」と、いろいろ詰め込もうとした結果なのだろうけど、もう少しテーマを絞らないと「結局なんだったの?」ってゆう肩すかし感を避けられないと思う(僕は観たあと、ひどく疲労感を覚えました)。主題・設定がとても魅力的なだけに残念。小林武史の音楽は秀逸。
夏の庭 The Friends (1994) ★★★★☆
批評≫ STEMAN
「死」に興味を持った三人の小学生と、あばら屋に住む老人の交流の物語。監督は『台風クラブ』の相米慎二。『台風…』よりかはだいぶ分かりやすい作品です。笑 けっこう微妙かなぁと身構えて観たんですが、意外と楽しめました。家族、地域、自然、戦争…といった、いわゆる“現代日本人が忘れかけているもの”を思い出させてくれる――それも、学校の授業なんかでありがちなオシツケガマシイ方法ではなく、自然な見せ方で――作品で、観賞後にある種の清涼感を残してくれます。オーディションで選ばれたという3少年(そのうちの一人がとてもかわいい!笑)は演技がややぎこちなくもないが、それを支える三國連太郎が好演で良い。全体に漂う素朴な雰囲気が素敵な作品。ちなみにロケ地は神戸。関西弁やで!
猿の惑星 [PLANET OF THE APES] (2001) ★★★☆☆
批評≫ 瓦版
1968年に映画化されたご存じ「猿惑」をティム・バートンがリメイクした作品。単なるリメイクと誤解してる向きも多いようですが、さにあらず。脚本も含めてまったく書き直された、旧作とはまったく別の作品とも言えるものです。いわく、「リメイク(再映画化)を超えたリ・イマジネーション(再創造)」。原作の面白さが旧作とは別のアプローチで探られている、てなところでしょうか。見どころは何と言ってもサル(猿人)! メイク、動き、表情など、どれもよく研究されてるなぁと感心するリアルなできばえです。もっとも脚本がやや雑で、とくに終盤の展開はかなり無理があるような気がして残念でした。が、エンターテイメント作品としては合格でしょう。ラストの印象からすると、続編があるのかも。期待してます。
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS (2001) ★★★★☆
批評≫ 瓦版
佐藤マコト原作のマンガを映画化した作品。内心で思ったことが周りに伝わってしまう特殊基質「乖離性意志伝播過剰障害」。その患者の俗称が「サトラレ」です。そんな「サトラレ」として生まれた、一人の青年のお話。予告ではイマイチ内容の予測ができず「怖い映画かな?」と思ってたんですが、いざ見てみればさにあらず。泣けます。確実に泣けます。俺が保証しますよ(笑) 監督は『踊る大捜査線 THE MOVIE』の本広克行。この作品を評して氏いわく“泣きのエンターテイメント”。邦画としては久々のヒットではないでしょうか。テレビ系の監督だけあって、そうゆう“テレビ臭さ”や冗長な感じをときどき感じた面は否めませんが… 大作!とゆうよりは、上出来のエンターテイメント♪という感じ。肩肘はらずリラックスして、見て、泣いときましょ。お薦めです。
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